那須の小屋から

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zoom RSS 西穂高〜北穂高縦走

<<   作成日時 : 2009/09/29 17:20   >>

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もう岩登りは出来なくなりましたが,岩稜なら何とかなりそうだと西穂〜槍の縦走を目指しました.
結果は北穂まで....体力不足ですから仕方が無いですね.

ペンキ標識と4級以上の灘場はチェーンと梯子...整備の良いルートですが,もし何も無かったら懸垂もしなければならないし,一日では通過困難かもしれません.地図に線が引かれているルートでは,多分,日本最難関なのでしょう.

同じ日に,多分我々の後のパーテイーで転落死事故があったようです.帰ってからすぐには,あのジャンダルムでのヘリ墜落事故.騒がしいルートですね.

写真は全て仲間の撮影です.

9月3日
ケーブル駅から西穂山荘まで.道は花崗岩.

9月4日
まずまずの天気.6時発.
独標への登りで,明らかに岩質が変り,白い花崗岩が黒っぽい安山岩になります.

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独標への登り.岩が花崗岩から安山岩に変る

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独標

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西穂にて

西穂からは,いよいよ本格的な岩稜帯.岩峰を登っては嫌になるほど降って又登り...の連続です.

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西穂を振返る

ペースが遅いのでどんどん時間が過ぎます.
ジャンダルムへの登りでは,雷と風と霰.羽毛ジャケットとヤッケを重ねました.リーダーとしてはかなり緊張.

岩稜の 我等を叩く 秋霰

馬の背は薄闇.背を跨ぐのだそうですが,そんな記憶はありません.地形が変ったのでしょう.

奥穂近くで遂にヘッテン.奥穂19時.慎重に慎重に降って穂高小屋は何と21時!15時間の長丁場でした.
もちろん小屋の夕食は無し.

9月5日
晴.
こんな調子ではとても槍は無理なので,今日はのんびりと北穂小屋までにして,上高地に降ることにしました.
北穂は若い頃に2度登っているのですが,滝谷(クラック尾根)を登攀した以外,何の記憶も残っていません.小屋が山頂にあるのさえ覚えがありません.

9月6日
晴.
小屋から滝谷を見下ろすと,多分第一尾根と思われる階段状に続くフェースが特徴的ですが,もう絶対にあんなところは登れないのだと思うと,一抹の感慨が過ぎりました.

秋の朝 老人が 滝谷を覗いてる

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穂高岳山荘にて

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槍をバックに

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涸沢小屋にて.全メンバー

徳沢園を過ぎてハプニング.何と,脚の付根が痛んで歩けなくなってしまったのです.仲間がこれを飲んだらと...漢方薬(芙蓉甘草湯)を差し出してくれました.これが劇的で,1分程で治ってしまいました.驚嘆です!
初めての経験です.又新しい老化の兆候が現れました.

上高地からバスで安房トンネルをくぐり,平湯温泉で豪勢?な旅館泊.

石拾い
今回は,花崗岩類としては世界で最も若い(約200万年前)「滝谷花崗閃緑岩」をゲットするのが狙いでした.独標取付き〜北穂の稜線は注意深く観察しましたが全て同じ顔付の安山岩.北穂では滝谷側の捲道でしつこく探したのですが駄目でした.
戻ってからネットで調べると,滝谷花崗閃緑岩は「西穂の南まで分布している」となっているではありませんか.そうだとすると,ケーブル駅から独標取付きまでの何の変哲も無い花崗岩と思って取り上げてもみなかったのが,実はそれだったのかもしれません.
大失敗したようです.

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西穂山頂の安山岩(明瞭な白い斜長石の斑晶.奥穂も北穂も同じ)

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槍穂周辺の地質図(http://gifu.cool.ne.jp/hidachigaku/kaishi2/hidachigaku/kaishi3/hidageo.htm

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